この記事では、COMMENCAL META AM 29 2021年モデルのケーブルルーティング、その中でも特に面倒なドロッパーシートポストのルーティングについて触れていきたいと思います。
まさかそんな所にあるなんて….
困っている方、ぜひご覧ください!!!
え?そこから出すの!?

上の写真。
これは私がバラ完に挑もうとしているCOMMENCAL META AM 29 2021年モデルの、トップチューブとシートチューブの結合部分の写真です。
何やらシートチューブに穴が開いていますね。
この穴、きちんと中まで貫通していて、物を通せるようになっています。
誰しも、最初にこの穴を見て思うことは、
「ドロッパーシートポストのケーブルを出す穴だろう」
と、いうことでしょう。

しかし、ここにドロッパーシートポストのケーブル通すとなると、ドロッパーポストの構造上、シートポスト本体を10cmも差し込むことができません。
仮に、差し込んで固定したとしても、私の足の短さでは到底ペダルに足が着きません。
というか、日本人であればほとんどの人がペダルに足が届かないでしょう。
それに加えて、10㎝しか差し込めなければ、固定力も不十分となり危険です。
では、どうすればシートポストをもっと奥まで差し込めるのでしょうか?
ホントはこっち!!
では、本来のケーブルルーティングを見ていきましょう。

先に答えを言ってしまうと、上の写真の矢印のようにシートチューブ内をBB近くまで通し、そこからダウンチューブ内に通していきます。
と、なるとBBシェル内に穴が開いていてそこを使って配線するのかと思いきや…..

なんということでしょう!!
ご覧の通りBBシェル内に穴などはありません!!ツルッツルです。
ではどこを通ってダウンチューブへ配線するのでしょうか?

答えは、これです。
ダウンチューブ底面にねじ止めされたフレームプロテクター、こいつを取り外してやると~・・・

はい。
ダウンチューブからシートチューブに繋がる穴にアクセスできます。
この穴使って、ケーブルをダウンチューブからシートチューブに誘導するというわけです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
中々に面倒なルーティングですよね
この記事を見た方は、私のように、ひどい勘違いでドロップの短いドロッパーシートポストを買わないようにお気を付けください(笑)
各所規格についてはコチラの記事でご紹介しているので、ぜひご覧ください!!
それでは皆様、
楽しい自転車ライフをお送りください!!